こんにちは。EMIBOWSです。
今回は子供に勉強させる上で親がこれは分かっておいたほうがいい、学問の本質の話のアウトプットをここにまとめます。

今まさに我が家では子供の塾を辞める、辞めないで話している最中でした。この話を聞いたおかげで子供との話し合いも円滑に進められたように感じています。
なぜ人は勉強するのか
勉強嫌いな子供に「勉強しなさい」と言っても、まともにしないですよね。我が子がもそうでした。集中力は30分程度。「宿題した?」「テスト前じゃないの?」毎回言わないといけないのも嫌ですよね。どうやったら何も言わずにやってくれるんだろうってよく考えていました。

義務教育だから勉強はするものだし。何のためにってきちんと考えたことないかもしれないなって気づかされます。

確かにそうね。でも、いい高校、大学に行くためにはテストで良い点数を取らないといけないから必死に勉強していたな〜
福沢諭吉さんに学ぶ

一万円札の顔である福沢諭吉。有名すぎるこの方は慶應義塾の創立者なんですね。
福沢諭吉は貧しい家庭に生まれ育ちました。そして必死で勉強し、お金を稼ぐためにこの塾を創立したそうです。私はそんなことすら知らなかったけど、子供でもわかるように超要約して話てもらったのでスーッと頭に入ってきました。そして私なりの解釈がこちらです。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり。
「学問のすすめ」福沢諭吉
されども今廣く此人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、其有樣雲と坭との相違あるに似たるは何ぞや。
人は生まれながらにして貴賤貧富の別なし。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり。
「天は人の上に人をつくらない」と言われている。
しかし今世の中を見てみると、賢い人と愚かな人がいる。また、貧しい人や裕福な人、身分の高い人と低い人がいて、その有様は雲泥の差だ。どうしてだろうか。
ひとは生まれた時は平等である。学問をして、物事を知る人は偉く、お金持ちになる。無学の者は、卑しくて、貧乏になる。
生まれたときは皆平等かもしれないが、その後は学問によって人生がわかれる。
学問のすすめにはこんな事が書いてあります。これを読むと学問は稼ぐ力になるという事。
ですが、ここで間違ってはいけないのは知識を詰めこんだだけでは意味がないという事。
一番大切なのは、学んだ事を活かせるかどうかなんです。
インプットメタボになっては意味がない!と耳にタコができるくらい聞いてきたけど、まさに最近つくづくそうだなって思います。
例えば、数学の数式もそうです。一つ式を覚えたらそれでいいわけではなく、問題を説いていくためには今まで少しずつ習ってきたものを組み合わせたり応用して考える事でステップアップしてきます。身に落とした知識は使えるようになって初めて自分の知恵に変わります。
何のために学歴が必要なのか?


それって進学の為、就職の為じゃないの?何でも学歴で評価される世の中ですよね。

そうだよね。世の中の仕組みがそうなっているもんね。でもその意味を考えてみようか。
学校ではいい高校、いい大学に行くために、いい点数とって成績を上げていく必要があると聞かされますよね。そして良い学校に行くのは、良いところに就職する為であると…
大企業はなぜ成績の良い人をとろうとするのでしょうか?
頭がいい人材を必要としているから?もちろん優秀な人材は欲しいですよね。
ですが答えはコレ。努力できる人や惜しみなく頑張れる人、主体的にやり続ける努力をできる人が必要だから。それを測るために学歴をみて審査します。なぜなら、勉強にしっかり取り組める人=努力できる人や惜しみなく頑張れる人。学歴が低い(勉強しない人)=勉強においての努力は結果として見えないのが現実です。
まとめ
テストでいい点を取るために塾に行っているわけではありません。
もっというと成績だけ良くても世の中生きていけません。
子供たちは、勉強をして知識を身に着けて行く中で自分たちの得意不得意を知っていきます。
それがいずれ自分の強みになり、稼ぐ力に繋がるんだという事を私は気づかされました。

テストは全部いい点を取る必要なんてないんだ。これからはどれか一つ誰にも負けない自分の自信が持てる部分をどんどん伸ばしたほうがいい。

マルチプレーヤーはいらないってことね。それよりも強みを持った人たちが集まったチームの方がよっぽど強いチームになりそうだもんね。
なので私は彼から教わった事を頭に入れ子供と話ました。
そして勉強は何の為必要なのか、きちんと目的がわかれば、そしてそれがイメージできれれば、勉強はやった方がいい⇨勉強をやろうに変わってきてくれた気がします。
ちなみに我が子は英語が得意です。そこはいつも100点を目指して取り組みます。他は決していいとは言えませんが、英語は楽しい!そして負けたくないと言います。このやる気と、好きなことに取り組む姿勢が親として嬉しく思います。この話を知って、子供に伝えられて良かったなっと思った話です。
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